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ジェットヘルメットの選び方|視界の広さと風の巻き込み

ジェットヘルメットの選び方|視界の広さと風の巻き込み

バイク用品店のジェットヘルメットの棚には、透明なシールドが付いたもの、顔の前が開いたままのもの、耳の下まで深く覆うものが、どれも同じ「ジェット」という呼び名で並んでいます。

共通しているのは顎を覆うチンバーが無いことだけで、覆う範囲も風の防ぎ方も製品ごとに違います。

公道で使うなら乗車用ヘルメットとしてPSCマークが付いていることが前提になり、そのうえで自分の頭囲の実寸と、顔の前をどう覆うかで候補が絞れます。

本記事では、ジェットヘルメットのタイプ別の違い、街乗りと高速での向き不向き、頭囲の測り方とPSCマークの見方を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ジェットヘルメットで最初に決まるのは、顔の前をどう覆うか

ジェットは構造上、口元と顎の前が開いています。

走行中に顔へ当たるものを何で受けるか、それがそのまま使い勝手の差です。

透明シールドが付いたタイプなら、風と虫、路面から跳ねた小さなゴミを一枚で受けられ、信号待ちで上げれば顔に風を通せます。

シールドが無いタイプは視界が広く開放感がありますが、速度が上がるほど目を開けていられません。

ゴーグルかサングラスの併用が前提です。

速度域で体感が大きく変わる点も押さえておいてください。

市街地の40km/h前後ならシールド無しでもさほど困りませんが、幹線道路や高速道路では風が顎の下から入り込み、あご紐や首元がばたつきます。

雨の日はさらに差が開き、開口部が大きいほど水が顔まわりに回り込みます。

高速道路を日常的に使うなら、顎まで一体で覆う形も含めて比べたほうが納得できるので、フルフェイスヘルメットの選び方で解説している重さと視界の違いとあわせて検討してください。

雨天走行で濡れる場所の優先順位はバイクの雨の日の装備で解説しています。

ジェットのタイプは、シールドの形式と帽体の深さで分かれます

シールド付きのタイプ

本体にシールドが組み込まれ、手で上げ下げできます。

製品によっては、シールドとは別に日差し用の内蔵サンバイザーを内側に持つものもあり、トンネルの出入りで掛け替えの手間が減ります。

眼鏡をかけたまま被りたい人にも扱いやすい形です。

シールドなしのタイプ

顔の前に何も無い作りで、軽く、被ったときの圧迫感が少ないのが特徴です。

そのかわり目の保護は自分で用意することになるので、ゴーグルの度付き対応や、サングラスがヘルメットの内装と干渉しないかを買う前に確かめてください。

球状に膨らんだバブルシールドを外付けする製品もあり、こちらは見た目を優先する選び方になります。

帽体が深いタイプと浅いタイプ

同じジェットでも、耳から後頭部の下まで覆う深い形と、耳が出るくらい浅い形があります。

深いほうが風切り音は減り、長距離での疲れ方が変わってきます。

なお、頭頂部だけを覆うハーフヘルメット(半帽)はジェットとは別の形なので、写真だけで同じものと判断しないでください。

形状ごとの違いはバイクのヘルメットの選び方で解説しています。

街乗りか長距離か、使い方別に向いているタイプ

タイプ作り向いている人
シールド付き開閉式の透明シールドを本体に装備。内蔵サンバイザー付きもある通勤・通学で毎日使う人、眼鏡のまま被りたい人
シールドなし顔の前が開いた作り。ゴーグルやサングラスを併用する低速中心の街乗り、被り心地の軽さを優先したい人
バブルシールド付き球状のシールドを外側に取り付ける旧車風の車体に見た目を合わせたい人
深い帽体(スリークォーター)耳から後頭部まで覆い、顎の前だけが開く長めのツーリング、風切り音を抑えたい人

顎が開いた形が不利になる使い方をする人には向かない、とはっきり言えます。

高速道路を長時間走る、冬に片道1時間の通勤をする、林道など転倒の可能性がある場所を走る、といった使い方なら、顎が開いた形は不利になります。

ヘルメットで守れる範囲が限られるぶん、上半身の保護をどう確保するかは別に考えることになるので、バイクジャケットのプロテクターで解説している規格と対応部位の見方を参考にしてください。

サイズはS・M・Lだけで選ばず、頭囲を実寸で測る

同じMでも、メーカーが想定している頭囲の範囲と内装の厚みは製品ごとに違います。

まずメジャーで、眉の少し上と耳の上を通り、後頭部のいちばん出ている位置を通る一周を測ってください。

この数字を持って、買おうとしている製品のサイズ表と突き合わせます。

数字が合っていても、頭の形が合わないことがあります。

前後に長い形の人が丸い内装のヘルメットを被ると額と後頭部が当たり、横幅の広い人がその逆をやるとこめかみが痛みます。

店頭で試せるなら、被ってすぐではなく数分そのままにして、一点だけ痛む場所が出ないかを確かめるといいでしょう。

あご紐を締めた状態で頭を前後に振り、ヘルメットが単独で動いてしまうなら大きすぎます。

通販で買う場合は、返品や交換の条件を先に確認しておくと失敗の目が減ります。

公道で使うヘルメットは、PSCマークの有無を先に見る

乗車用ヘルメットは消費生活用製品安全法の特定製品に指定されていて、国内で販売するにはPSCマークの表示が必要です。

ここでいう乗車用ヘルメットとは、自動二輪車または原動機付自転車に乗る人が、事故の際に頭部への衝撃を緩和するために着用するものを指します。

工事用やスポーツ用など、外観や形状から明らかに乗車用と異なるものはこの規制の対象外なので、見た目がジェットに似ていても公道でのバイク用としては選ばないでください。

よく並べて語られるSGマークは任意の制度で、PSCとは性格が違います。

「SGが付いているから公道で使える」という読み方はしないでください。

製品によっては対象となる排気量が表示で指定されていることもあるので、タグや取扱説明書の表示も購入前に見ておきましょう。

装飾目的のヘルメット型の製品をバイクで使うことは、このメディアでは勧めません。

買ったあとに差が出るのは、内装とシールドを交換できるか

ジェットは顔まわりが開いているぶん、内装に汗と汚れが直接乗ります。

頬パッドや内装を工具なしで外して洗える作りなら、夏を越しても臭いを抱え込まずに済みますし、へたってきたときにパッドだけを買い替えてサイズ感を戻す手も使えます。

逆に内装が縫い付けられている製品は、洗えず交換もできないので、使う頻度が高いほど不利になります。

シールドも消耗品です。

細かい傷が増えると夜間の対向車のライトが散って見づらくなるため、交換シールドが単体で手に入るかを買う前に確認してください。

曇り止めシートに対応した溝があるかどうかも、冬に信号待ちで白くなるかどうかを左右します。

あご紐は、Dリング式とワンタッチのラチェット式で扱い方が違い、駐輪時に紐を車体側へ掛ける使い方をするなら形が関係してきます。

掛け場所が無い車体なら、バイクのヘルメットホルダーで解説している後付けの条件を確かめておくと、買い物のたびに抱えて歩かずに済みます。

よくある質問

ジェットとフルフェイス、高速道路ではどちらが向いていますか

長時間の高速走行では、顎まで覆う形のほうが風と音の負担は小さくなります。ジェットで高速を使うこと自体は珍しくありませんが、シールドを閉じられるタイプを選び、首元から風が入らないようネックウォーマー等で塞ぐと疲れ方が変わります。

眼鏡をかけたまま被れますか

ジェットは顔の前が開いているぶん、フルフェイスより眼鏡を入れやすい形です。

ただし頬パッドが厚い製品では、つるが押されてこめかみが痛むことがあります。

可能なら普段の眼鏡を持参して、被った状態で5分ほど様子を見てから決めてください。

ハーフヘルメットとジェットは何が違いますか

ハーフヘルメットは頭頂部を中心に覆う形で、耳や後頭部の下までは守りません。

ジェットは顎の前だけが開いていて、側頭部から後頭部までは帽体に覆われています。

どちらも公道で使うなら、乗車用ヘルメットとしてPSCマークが付いた製品を選んでください。

冬に顔が寒いのですが、ジェットでも通勤に使えますか

使えますが、対策は前提になります。

シールドを閉じられるタイプにして、フェイスマスクで口元を覆うと体感がかなり変わります。

冬に先に限界が来るのは顔より指先のことが多いので、バイクのグローブの選び方で解説している季節ごとの目安もあわせて見ておくと装備の抜けが減ります。

後からシールドを追加できますか

取り付け穴やベース金具が最初から付いている製品なら、対応するシールドを追加できることがあります。

ただし取り付け方式はメーカーごとに違い、他社のシールドをそのまま流用できるとは限りません。

買う前に、その製品に適合する別売りシールドが用意されているかを確認してください。

まとめ

ジェットヘルメットを絞り込むときは、顔の前をシールドで塞ぐのか開けたままにするのか、帽体が耳から後頭部まで覆う深さなのかという2点で、候補はかなり減ります。

そのうえで自分の頭囲を測り、メーカーのサイズ表と突き合わせれば、残るのは内装を洗えるか、シールドを後から買えるかという長く使うための条件だけです。

公道で使う以上、PSCマークの表示は最初に確認する項目になります。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と頭囲の測り方を参考に、自分の走り方に合う一つを選んでください。

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