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アメリカン向けヘルメット|形状と安全規格の見分け方

アメリカン向けヘルメット|形状と安全規格の見分け方

アメリカン向けと書かれた棚には、頭頂部だけを覆う丸いハーフキャップと、耳まで隠れるスモールジェットが同じ列に並び、形で選びたくなる売り場です。

公道でバイクに乗るときに使えるのは、乗車用ヘルメットとしてPSCマークが表示された製品だけになります。

このマークは消費生活用製品安全法にもとづく表示です。

乗車用として売られていない装飾品やスポーツ用には付きません。

そのうえで、アメリカンは上体が立った姿勢で走りますから、風は胸から顔へまっすぐ当たります。

この覆う範囲の違いが、そのまま風圧と音、首の疲れ方を分けます。

本記事では、アメリカンの乗車姿勢で起きること、覆う範囲ごとの選び分け、目の保護と停車中の置き場所を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

アメリカンの乗車姿勢では、風と日差しが正面から当たります

アメリカンやクルーザーと呼ばれる車種は、ハンドルが高くシートが低く、足を前寄りに置きます。

上体が立つぶん、走行風は胸から顔へまっすぐ入ってきますが、それを受け止めるのは体と頭だけです。

スクリーンやカウルが標準で付いていない車種も多く、速度が上がると、あごの下から入った風が頭を持ち上げるように当たり、首の後ろに力が入り続けます。

夏は直射日光が頭頂部と首筋に落ち、信号待ちではエンジンの熱がそこへ加わります。

反対に冬は、開いた部分から入る風で耳とあごから冷えます。

前傾のスポーツ車と同じ基準で選ぶと合わないのは、この当たり方の違いがあるからです。

下半身に当たる風は装備側で分けて考える必要があり、風の逃げ方はバイクのレッグシールドで解説しています。

アメリカン向けのヘルメットは、あごと耳を覆うかどうかで分かれます

タイプ覆う範囲向く場面
ハーフキャップ(半帽)頭頂部と後頭部の一部街中の短距離、低速で流すとき
ジェット(オープンフェイス)耳と後頭部まで、顔面は露出街乗りから日帰りツーリング
フルフェイスあごまで一体で囲う高速道路を含む長距離、雨天

まず、高速道路を使うかどうかで決めてください。

速度域が上がるほど、露出した顔面には風圧と虫が当たり、耳元では風切り音が大きくなります。

ハーフキャップは軽く、被ったときの圧迫が少ない一方、耳とあごは無防備です。

ジェットは耳まで包むので音と冷えが減り、顔まわりの開放感は残ります。

フルフェイスは風と雨をいちばん遮りますが、重量が増えるぶん、上体の立った姿勢では首への負担を感じる人もいます。

形状ごとの構造とサイズの合わせ方はバイクのヘルメットの選び方で解説しています。

PSCマークがないヘルメットは公道で使えません

乗車用ヘルメットは消費生活用製品安全法の特定製品に指定されていて、国内で販売するにはPSCマークの表示が必要です。

ここでいう乗車用ヘルメットとは、二輪車や原付に乗る人が事故のときの頭部への衝撃をやわらげるために着用するものを指します。

工事用やスポーツ用のように、外観と形状から明らかに乗車用と違うものは規制の対象外です。

アメリカン向けの見た目に寄せた小ぶりな製品の中には、乗車用として売られていないものも混ざります。

買う前に、乗車用ヘルメットである表記とPSCマークを商品ページか本体で確かめてください。

あわせて見かけるSGマークは任意の制度で、賠償が付く点が違います。

PSCがあるから性能が高い、SGがあるから安全という読み方はできません。

自転車用や装飾品をバイクで使うのは避けてください。

走る距離が伸びると、風切り音と首の疲れが増えます

街乗りと通勤

信号で止まる回数が多い区間では、着け外しのしやすさと、停車中の暑さが体感を左右します。

ハーフキャップやジェットは頭が抜けやすく、コンビニに寄るたびの脱着が楽です。

ただし低速でも小石は飛んできますから、顔面が開いている場合はサングラスかゴーグルを併用してください。

高速道路を含むツーリング

時間が長くなると、風切り音と首の張りが後半で出ます。

あご紐は指が1本入る程度に締め、緩いまま走らないこと。

休憩は距離ではなく時間で区切ると、疲れがたまる前に姿勢を戻せます。

首や肩の痛みが走行後も続く場合は、無理に続けず医療機関に相談してください。

シールド付きヘルメットとゴーグル併用の使い分け

ハーフキャップやスモールジェットは、シールドが付かない製品もあります。

何もない状態で走ると、目に当たるのは風だけではありません。

虫、砂、雨粒が同じ高さで飛んできます。

日常的に長い距離を走るなら、シールドが標準で付くジェットか、フルフェイスのほうが手間は少ないでしょう。

ゴーグルを併用する形は、見た目を保ったまま目を守れる選択です。

そのかわり、レンズと顔の間に湿気がこもるので曇りやすくなります。

信号待ちで白くなって視界が落ちるのは冬の朝に起きやすく、原因と対処はヘルメットが曇る原因と対策で解説しています。

雨の日は顔に当たる水滴で前が見づらくなるため、装備全体の優先順位はバイクの雨の日の装備で解説しています。

停車中のヘルメットの置き場所と、屋外での傷み

ミラーの根元に引っかけて置く方法は、内装がミラーの形に押されて跡になりますし、風で落ちて外装に傷が入ることもあります。

車体側のヘルメットホルダーを使うか、持ち歩くのが基本です。

ホルダーに掛けたままでも、工具を持った相手に対しては時間を稼ぐだけで、持ち去りを防げるわけではありません。

長時間離れるなら車体に残さないでください。

屋外で保管するときは、直射日光と雨に当たる時間を減らし、カバーを掛けるなら走行直後のマフラーに生地が触れる位置は避けてください。

内装は汗を吸います。

吸った汗は、走ったあと風の通る場所で乾かせば臭いが残りにくくなります。

車体ごとの保管方法の違いはバイクガレージの種類と選び方で解説しています。

よくある質問

ハーフヘルメットで公道を走れますか

乗車用ヘルメットとしてPSCマークが表示された製品なら使えますが、覆う範囲は頭頂部と後頭部の一部までです。

耳とあごは露出します。

速度域が上がる区間を走る機会が多いなら、風と飛来物はジェットかフルフェイスのほうが遮れます。

アメリカンにフルフェイスは似合わないですか

形の好みは分かれますが、機能面で不都合はありません。

アメリカンは上体が立った姿勢で正面から風を受け、その風圧と音は顔面を覆うことで減りますが、重量は増えます。

実際に被って首まわりの当たりを確かめてから決めてください。

夏の暑さはどのタイプがしのげますか

開口部が広いハーフキャップやジェットのほうが、走行中は風が抜けます。

反対に、停車中は頭頂部に日差しが直接当たります。

夏に長距離を走るなら、通気口の位置と数を仕様欄で確認しておくと選びやすいでしょう。

メガネのままでも被れますか

ジェットやハーフキャップは顔面が開いているので、掛けたまま被れる製品が多いです。

フルフェイスでは頬の内装がツルに当たることがあり、メガネ対応をうたうモデルもあります。

店で自分のメガネを持ち込んで確かめるのが確実です。

まとめ

アメリカンのヘルメット選びは、上体が立った姿勢で風が正面から当たるという前提から逆算すると絞れます。

高速道路を使うかどうかで覆う範囲を決め、乗車用としてPSCマークが表示された製品の中から選び、顔面が開くタイプならシールドかゴーグルで目を守ってください。

停車中の置き場所と乾かし方まで決めておくと、内装の傷みも抑えられます。

ぜひ本記事の3タイプの比較表と場面ごとの選び分けを参考に、自分の走り方に合う1つを選んでください。

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