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バイクの雨対策のやり方|濡れる順番と装備の優先順位

バイクの雨対策のやり方|濡れる順番と装備の優先順位

雨の中を走ったあと、上下のレインウェアを着ていたのに太ももとブーツの中だけ濡れている、ということが起きます。

生地の防水性よりも、水が入る隙間の位置で結果が変わるためです。

ワークマンのイージスのように防水をうたうウェアでも、袖口と裾の処理が甘ければ中まで届きます。

そして濡れて困るのは体だけではありません。

カバンの中の書類、キーを切っても水がかかり続ける車体側、雨上がりのチェーン。

守る対象を分けないまま雨具だけ買うと、毎回同じ場所で困ることになります。

本記事では、レインウェアの選び分け・手と足元の守り方・荷物とヘルメット・停めている車体の雨対策まで、順に解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

バイクの雨対策は体・荷物・車体の3方向に分ける

「雨対策」で出てくるのはレインウェアばかりですが、実際に困るのは3か所です。

体が濡れると体温が下がって、指先の動きが鈍くなります。

荷物が濡れると書類やノートパソコンがそのまま被害を受けます。

車体は走行中はもちろん、停めている間も雨を受け続け、金属部の錆やチェーンの油切れにつながります。

この3つは、対策の道具も優先順位も別です。

通勤で片道20分なら体と荷物が先で、屋外保管なら車体側の比重が上がります。

逆に週末しか乗らないなら、走行中の装備より保管方法を先に考えたほうが手間が減ります。

自分がどこから手を付けるかは、乗る頻度と保管場所で決まります。

バイクの雨の日の装備では、体のどの部分から濡れていくのかと、対策の優先順位を解説しています。

レインウェアは防水表記より袖口と裾の処理で差が出る

生地に防水性があっても、水は縫い目・袖口・裾から入ります。

縫い目の裏にシームテープが貼られているか、袖口をベルクロやゴムで締められるか、パンツの裾をブーツの上まで覆えるか。

この3点が揃っていないウェアは、雨量が多い日に中まで濡れます。

逆に言えば、生地の表記が同じでも縫製で結果が変わります。

上下セパレートとポンチョの使い分け

走行前提なら、上下に分かれたレインスーツが基本です。

ポンチョや前開きの合羽は走行風でめくれ上がり、下半身に水が回ります。

ただし、駐輪してから歩く距離が長い人や、雨がぱらつく程度の日に短時間だけ着る人には、着脱が速いタイプにも利点があります。

日常の使い方で決めてください。

透湿性がないと内側から濡れる

完全に水を通さない生地は、汗の水蒸気も外に出しません。

信号待ちの多い通勤では蒸れて、脱いだときに内側だけ濡れているという状態になります。

長時間乗るなら透湿をうたうタイプ、緊急用の携帯なら畳んだときの小ささを優先する、という選び分けが現実的です。

なお、作業着ブランドの防水ウェアは通販の在り方が店舗中心で、バイク用品としてはプロテクターの有無や前傾姿勢での可動域、暗い雨天での視認性が足りない場合があります。

足りない部分は反射材付きのベストやプロテクターで補うと考えたほうが失敗しません。

雨のバイクでいちばん先に濡れるのは手と足元

グローブとブーツは、走行風と路面からの水を同時に受けます。

手が濡れて冷えると、レバー操作の感覚が落ちて疲れも早くなります。

防水をうたうグローブでも、袖口の外に出ていると腕を伝った水が手首から入るので、ウェアの袖を上に被せる順番で着てください。

厚みのあるグローブは水と冷気を防ぎますが、そのぶんレバーの感触が伝わりにくくなります。

この折り合いはバイクの防寒グローブで解説しています。

雨で濡れた指先が冷える仕組みそのものは冬のバイクグローブで扱っている内容と同じで、風と水分の蒸発が原因です。

足元は、ブーツカバーかレインブーツのどちらかで、革のライディングブーツを履いている人は上からカバーを被せる方式のほうが荷物が減ります。

見落としがちなのが首元から入る水です。

襟の内側に隙間があると胸まで濡れます。

この隙間対策はバイクのネックウォーマーで解説しており、雨の日もそのまま使えます。

気温が10度を下回る雨は、装備だけでしのぐのが難しくなり、電源を使う手もあります。

給電方式と発熱位置の見分け方はバイクの電熱ベストで解説しています。

防水ではない製品もあるので、レインウェアの内側に着る前提で選んでください。

ヘルメットの曇りと荷物の防水

雨の日にいちばん危ないのは視界です。

シールドの内側が曇ると、拭いても走行中はすぐ戻ります。

曇り止めのシートやピンロックシールドに対応しているかは製品ごとに違うため、購入前に自分のヘルメットの型で確認してください。

公道で使うヘルメットは、乗車用としてPSCマークが付いた製品を選びます。

自転車用や装飾用をバイクで使うことは勧められません。

形状ごとの違いはバイクのヘルメットの選び方で解説しています。

荷物は二重にするのが確実です。

防水をうたうバッグでも、ファスナーの端や縫い目から水が入ることがあります。

書類やパソコンは防水インナーかジッパー袋に入れてから、バッグに収めてください。

シートバッグの上からレインカバーを被せる場合は、走行風でめくれないようベルトで留めます。

停めているバイクの雨対策はカバーの使い方で変わる

屋外保管なら、対策の中心はバイクカバーです。

ただし2点だけ注意があります。

耐熱はマフラーが当たる部分だけ

「耐熱」とうたうカバーの多くは、マフラーが接する箇所に耐熱素材を使ったものです。

全面が熱に強いわけではないので、走行直後の熱が引く前にかけると溶けたり穴が空いたりします。

停めてしばらく置いてからかけてください。

風でめくれると意味が薄れる

裾のゴムだけでは強風でめくれ、車体の上半分にしか掛かっていない状態になります。

前後をベルトで締められるタイプか、ハトメに鍵を通せるタイプを選ぶと安定します。

カバーは目隠しになりますが、それだけで盗難は防げません。

施錠は別に必要です。

屋根と壁のある保管を検討するなら、据え置き型の保管庫という選択肢もあります。

稲葉製作所は「バイク保管庫[FM]」(土間タイプのSD・HD型、床付タイプのHY型)と、バイクガレージ「アルシアフィット[DM]」を展開しています。

設置には面積と基礎工事が必要で、通販だけで完結しません。

手軽さを取るならカバー、車体の傷みを抑えることを優先するなら保管庫と考えてください。

バイクの雨対策グッズを買う前に確かめる4条件

確認する箇所見るところ
サイズと車体寸法カバーはミラーとリアボックスを含めた全長・全高で選ぶ
固定方式ベルト・ゴム・面ファスナーのどれで留まるか。走行風と強風に耐えるか
防水と透湿の表記縫い目のシーム処理があるか。長時間乗るなら透湿の有無
着脱と携帯性路肩で着られるか。畳んだ大きさがシート下やバッグに収まるか

この4つのうち、後から取り返しがつかないのがサイズです。

ウェアは前傾姿勢を取ると背中と袖が伸びるので、普段着と同じ感覚で選ぶと丈が足りません。

カバーは大きすぎるとばたつき、小さすぎると裾が届きません。

実寸を測ってから適合表を見てください。

よくある質問

傘やポンチョで雨をしのげますか

走行中に傘を持つことはできません。

ポンチョは走行風でめくれて下半身に水が回るため、走る前提なら上下に分かれたレインスーツを選んでください。

防水スプレーだけで足りますか

足りません。

スプレーは生地表面の撥水を助けるものですが、縫い目やファスナーから入る水は止まりません。

撥水は使用と洗濯で落ちるため、雨具本体の作りで選ぶのが先です。

雨に濡れたあとは何をすればいいですか

水気を拭き取り、チェーンの状態を見てください。

D.I.D(大同工業)は洗浄にチェーンクリーナーと柔らかいブラシ、ウェスを使うとしており、ワイヤーブラシはチェーンを傷めるため使わないよう明記しています。

注油はリンクの隙間へ3〜10cmの距離から吹き付け、余分な油は拭き取ります。

雨の日は空気圧を変えたほうがいいですか

指定空気圧は車両メーカーの指定に従ってください。

ダンロップは、測定を走行でタイヤが温まっていない冷えた状態で行うことを推奨しています。

ミシュランは冷間時の点検を2週間おきとしています。

まとめ

バイクの雨対策は、体・荷物・車体のどこから手を付けるかで買うものが変わります。

走行中の装備なら、生地の防水表記よりも袖口・裾・縫い目の処理を見たほうが実際の濡れ方に差が出ます。

屋外保管なら、カバーのサイズと固定方式を先に決めてください。

ぜひ本記事の4条件の表を参考に、自分の乗り方と保管場所に合うものから順に揃えていってください。

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