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夏のバイクパンツ|蒸れと転倒対策を両立させる選び方

夏のバイクパンツ|蒸れと転倒対策を両立させる選び方

信号待ちで足を着くと、太ももの裏が汗でシートに張り付きます。走っている間は風が抜けていた脚も、止まった途端に下から熱が上がります。

夏用パンツで体感が変わるのは、この停車中の数十秒です。生地そのものが網目になった全面メッシュか、ファスナーを開けて風を入れる部分ベンチレーションかで止まったときの抜け方が違い、膝と腰にプロテクターを入れるポケットがあるかどうかで用途も分かれます。

本記事では、夏のバイクで脚に起きること・生地の3タイプの選び分け・夕立への備えと通勤別の条件を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

夏のバイクで脚が受けるのは走行風だけではありません

脚には上半身ほど風が当たりません。

タンクやカウルが風を左右に分けるので、内ももとふくらはぎは走行中でも風の通り道から外れています。

そこへエンジンとラジエーターの熱が回り込むため、走っている最中ですら脚の内側は温度が下がりにくい場所です。

止まると条件が変わります。

汗の蒸発が止まり、路面からの照り返しと直射日光が加わるので、生地の色が濃いほど表面の温度は上がります。

信号と渋滞の多い市街地では、走っている時間より止まっている時間のほうが体にこたえるでしょう。

そのうえで脚は、転倒したときに最初に接地する場所でもあります。

涼しさだけで選ぶと、擦れから守るものが何も無い状態で走ることになります。

走る時間帯や水分の取り方で減らせる負担もあるので、装備以外の手当てはバイクの暑さ対策のやり方で解説しています。

めまいや吐き気があるときは走行をやめて休み、症状が続く場合は医療機関に相談してください。

夏用パンツの通気は3タイプに分かれます

タイプ停車中の通気向く使い方
全面メッシュ止まっていても風が入れば抜ける信号と渋滞が多い市街地
部分ベンチレーション走行中に取り込む形で、停車中は抜けにくい高速や郊外が中心
薄手の織り生地ほとんど抜けない短い通勤や、見た目を優先したいとき

全面メッシュは生地が網目なので停車中でも熱がこもりにくい反面、日射が肌まで届き、雨はそのまま通します。

部分ベンチレーションはファスナーの開閉で風量を変えられますが、閉めれば普通の生地と同じで、止まれば暑くなります。

薄手の織り生地は普段着に近い見た目が利点で、通気は3タイプの中でいちばん劣ります。

肌に触れる面を替えると同じパンツでも体感が変わるので、下に何を履くかはバイクの冷感インナーで解説しています。

夏に裏目に出る仕様

綿100%の厚手デニムは、汗を吸ったあと乾かず、脚に張り付いたままになります。丈夫ではありますが、通気はほぼありません。

防水をうたう生地も、透湿の表記が無いものは内側に汗が溜まります。

夏に一本で兼用させるより、通気の良いパンツと雨用を分けたほうが快適です。

雨の日にどこから濡れるかはバイクの雨の日の装備で解説しています。

裾の広いシルエットも夏は避けたいところで、足を着いたときにマフラーやチェーンへ近づきます。

裾をファスナーやベルトで絞れるかを確かめてください。

ハーフパンツは涼しい代わりに、日射も熱源も転倒も素肌で受けることになります。

通勤とツーリングでバイク用パンツの選び方が変わります

片道20分の通勤なら脱ぎ履きの速さ

短い通勤では、走行中の涼しさより駐輪場での手間が効率を左右します。職場で着替えないなら上から履けるオーバーパンツ型が現実的で、裾のファスナーがブーツの上まで開くものを選ぶと、着脱で汗をかかずに済みます。

日帰りツーリングは膝の位置で選ぶ

長時間座るなら、股のマチと膝プロテクターの位置が合っているかが体に出ます。

前傾で膝を曲げた姿勢を基準に、プロテクターが膝の皿の上に来るかを試着で確かめてください。

面ファスナーで高さを調整できるものなら、走るうちにずれても直せます。

夏は夕立が来る前提で1本積む

メッシュ生地は水を素通しするので、夏のパンツは雨に対しては無防備です。

シート下かシートバッグにレインパンツを1本入れておくと、路肩で対処できます。

選ぶときはブーツを履いたまま足を通せる裾かどうかを見てください。

濡れたまま走り続けると、気温が高くても走行風で体は冷えます。どこから濡らさないかという優先順位はバイクの雨対策のやり方で解説しています。

ワークマンのパンツとバイク用品店のパンツは前提が違います

ワークマンは公式オンラインストアに「バイク乗り レビュー商品特集」のページを持ち、防水レインウェアなどを展開するイージス(AEGIS)というブランドも扱っています。夏のパンツを探すときの候補には入ります。

ただし作業着として作られたパンツは、しゃがむ動作を前提にした可動域で、バイクの前傾姿勢で膝を曲げ続ける形とは設計が違います。

膝や腰にプロテクターを入れるポケットが無い製品もあり、夜間に目立つ反射材が付いていないこともあります。

プロテクターのポケット・座った姿勢での可動域・反射材の3点を売り場で確かめ、足りなければ別売りのニーガードを重ねるか、ライディング用に作られたパンツを選んでください。

よくある質問

夏でもオーバーパンツは暑くないですか

メッシュ素材のオーバーパンツなら、走行中は下の服まで風が届きます。ただし停車中は二枚重ねのぶん熱がこもるので、渋滞の多い道を毎日走るなら、着替える前提で全面メッシュの一枚を選んだほうが楽です。

ジーンズのままで夏を越せますか

走れますが、厚手の綿は汗が乾かず、転倒時の擦れにも強くありません。どうしても見た目を優先するなら、膝プロテクターを入れられるライディングデニムを選び、停車が長い日は避けるという使い分けがあります。

膝プロテクターは夏も入れたほうがいいですか

入れてください。

夏は薄着になるぶん、脚の保護はパンツ側に頼ることになります。

通気孔の開いたタイプや、メッシュ台座で固定する薄型なら、蒸れは抑えられます。

汗をかいたパンツはどう洗いますか

プロテクターとパッドを外してから洗濯してください。

製品ごとに洗い方の指定があるので、まず表示を確認します。

撥水加工のあるものは洗うたびに効果が落ちるため、水をはじかなくなったら撥水剤をかけ直すと戻ります。

まとめ

夏のパンツは、走行中より停車中の状態で選ぶと外しません。

信号待ちが多い人は全面メッシュ、高速が中心なら部分ベンチレーション、短い通勤で着脱を優先するならオーバーパンツ型という順で絞ると、候補は一気に減ります。

そのうえで膝と腰のプロテクターを入れられるか、雨に備えて1本積めるかを足していけば、夏のあいだ迷わず履けます。

ぜひ本記事の3タイプの比較表を参考に、自分が止まっている時間の長さから選んでください。

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