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バイクのフェイスマスク|季節ごとに変わる条件と選び方

バイクのフェイスマスク|季節ごとに変わる条件と選び方

走り出して5分でシールドの内側が白くなります。

フェイスマスクを鼻の上まで引き上げたときに、いちばん多く起きる現象です。

原因は生地の厚みそのものではなく、吐いた息が前へ抜けずヘルメットの中に回り込んでいることです。

そのため、最初に見るのは覆う範囲と、鼻の周りに呼気を逃がす構造があるかどうかです。

ヘルメットの中で使う前提の製品は、頬から顎にかけての生地を薄くしたり、口の前にメッシュを入れたりして、厚みと息の通り道を作り分けています。

ここを外すと、暖かくても曇って使えません。

本記事では、フェイスマスクの4タイプの違い・タイプ別に向いている人と向かない人・買う前に測る寸法・洗濯と交換の目安を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

バイクのフェイスマスクは、ヘルメットの中で膨らまないかで選びます

フルフェイスの内装は、もともと頬を軽くつぶすくらいの圧で当たっています。

そこへ厚手の生地が二重に入ると、当たりが変わって側頭部が締めつけられます。

裏起毛の厚いものを買って「かぶれるけれど頭が痛くなる」となるのは、生地の厚みが内装の余裕を超えているからです。

一方、ジェットヘルメットやオフロード用のように口元が開いている形なら、厚みの制約はかなり緩みます。

顎の下にボリュームが出ても干渉する相手がいないためです。

同じ製品でも、かぶるヘルメットで評価が逆になります。

そのため、決める順番は「ヘルメットの中に入れる薄手か、口元が開いた形で外側から風を止める厚手か」からです。

ここが決まると、素材や色の選択肢は一気に絞れます。

バイクのインナーグローブで解説している「重ねても操作できる厚みの目安」と考え方は同じで、隙間の量が先で、暖かさは後です。

フェイスマスクの形は4タイプ、覆う範囲と着脱の手間が違います

筒型(ネックウォーマー兼用)

首に通しておき、寒いときだけ鼻の下まで引き上げるタイプです。

着脱がいちばん速く、信号待ちでも直せます。

反面、上端が固定されていないので、走行風と首の動きで少しずつ下がります。

目出し帽型(バラクラバ)

頭からかぶって首まで一枚でつながる形です。

首の後ろから風が入る隙間がほとんどなく、長距離でもずれません。

脱ぐにはヘルメットを外す必要があるので、途中で暑くなったときの調整はしづらいです。

口元だけのマスク型

鼻から顎までを覆い、耳掛けや面ファスナーで留めます。

首はネックウォーマーで別に足せるので、気温に合わせた組み替えが効きます。

ただし首元の防風は別途用意する前提です。

薄手のインナータイプ

頭から首まで薄地で覆い、汗と皮脂をヘルメット内装に移さないためのものです。

夏の日焼け対策としても使われます。

防風膜は入っていないため、真冬の風をこれ一枚で止める用途には足りません。

タイプ別に向いている人と向かない人

同じ「フェイスマスク」の棚に4タイプが並んでいるので、走る距離と気温の振れ幅で選び分けてください。

タイプ覆う範囲向いている人向かない人
筒型首から鼻の下街乗り中心で、こまめに上げ下げしたい人高速で長時間走り、ずれを直したくない人
目出し帽型頭・首・顔の下半分冬にフルフェイスで長距離を走る人途中で脱ぎ着して体温を調整したい人
口元マスク型鼻から顎首元は別のアイテムで調整したい人首と顔を一枚でまとめたい人
薄手インナー頭から首(薄地)夏の日焼けと内装の汚れを抑えたい人真冬の防風を一枚で済ませたい人

迷ったら、冬の長距離用に目出し帽型を一枚、通年用に薄手を一枚という組み合わせが無駄になりにくいです。

筒型は首の防寒具としても使えるので、すでにネックウォーマーを持っているなら重複します。

冬と夏で変わる素材の選び分け

冬向けは、内側の起毛で暖かさを出すものと、前面に防風膜を挟んで風を止めるものに分かれます。

起毛だけの製品は走行風が通るので、体感温度は思ったほど上がりません。

防風膜入りは効果がありますが、膜の部分は息も通しにくいため、鼻から下まで覆うと曇りやすくなります。

鼻の脇に空気を抜く穴やメッシュがあるかを確認してください。

夏向けは接触冷感やUVカットをうたう薄地が中心です。

日焼けと汗の対策としては現実的ですが、通気が良いぶん虫や砂は止められません。

顔だけ暖かくしても、風は袖口と裾から入ります。

首から下の組み立てはバイクの防寒着で解説している重ね方が先で、手先の対策は冬のバイクグローブで解説している指先の冷え方の順序に沿って足していくと過不足が出ません。

着込んでも足りない気温なら、バイクの電熱ウェアで解説している電源の取り方を検討する段階です。

買ってから後悔しやすいフェイスマスクの選び方

いちばん多い失敗は、厚みを最優先して選ぶことです。

頬がきつくなると、かぶるたびに耳を折り込むことになり、走行中に痛みが出ます。

ヘルメットを一段大きくして解決しようとするのは逆効果で、頭に合っていないヘルメットは事故のときに動きます。

公道で使うなら乗車用ヘルメットとしてPSCマークが付いた製品を頭のサイズで選び、マスクは残った隙間に合わせてください。

次に多いのが、メガネと生地が重なるパターンです。

鼻の上に生地が乗ると、フレームがその上に浮いて位置が定まりません。

メガネをかけるなら、鼻の下までで止まる形か、鼻部分が細く切り欠かれた形を選ぶほうが安定します。

顎紐(あごひも)の内側に生地を巻き込むのも避けたいところです。

紐と首の間に厚い生地が入ると、締めたつもりでも生地がつぶれてから緩みます。

マスクを着けてから顎紐を締める順番にして、緩みが出ないか手で確かめてください。

先に測るのは首まわりとヘルメット側の余裕

フェイスマスクの多くはフリーサイズ表記で、実寸が書かれていない製品も珍しくありません。

それでも自分側の数字が分かっていれば、届いてからの調整で困りません。

測るのは首まわりの周長と、鼻の付け根から顎先までの長さの2つです。

前者が太いと筒型の上端が届かず、後者が長いと口元マスク型で顎が出ます。

ヘルメット側は、チークパッド(頬に当たる内装)を指で押して、どのくらい沈むかを見てください。

ほとんど沈まないなら薄手一択です。

顎の下に風防用の布(チンカーテン)が付いている車種では、そこにマスクの裾が重なって二重になり、想定より窮屈になります。

いま使っているヘルメットの形が合っているかどうか自体があいまいなら、バイクのヘルメットの選び方で解説している形状の違いとサイズの合わせ方を先に確認したほうが、マスク選びも早く決まります。

洗濯と交換の目安で、フェイスマスクの寿命は変わります

口元に当たる部分は、呼気の水分と皮脂で毎回濡れます。

洗わずに使い続けると臭いが残るので、2枚を交代で使うほうが現実的です。

防風膜入りや接触冷感をうたう製品は、洗い方で機能が落ちることがあるため、洗濯表示に従ってください。

乾燥機で縮ませてしまうと、頬に当たる圧が変わって元に戻りません。

交換のきっかけは、生地が伸びて上端が下がるようになったときと、毛玉で肌当たりがざらついてきたときです。

伸びたものはずれを直す回数が増えるだけで、防風の役目を果たしません。

雨天でも使うなら、濡れた生地が張り付いて息苦しくなる点も覚えておいてください。

雨の日の装備全体の優先順位はバイクの雨の日の装備で解説しています。

よくある質問

夏もフェイスマスクは必要ですか

防寒目的では不要ですが、日焼けとヘルメット内装の汚れを抑える用途では役に立ちます。

ジェットヘルメットで顔が出る人ほど差が出ます。

薄手のインナータイプを選んでください。

フェイスマスクを着けるとシールドの曇りは減りますか

減る場合もありますが、製品によって逆に増えます。

息が前へ抜ける構造なら曇りにくく、鼻の上まで密着して覆う形は内側に息が回って曇りやすいです。

鼻の脇に通気があるかを見て選んでください。

花粉やほこりの対策になりますか

顔に当たる量は減りますが、走行中は隙間から空気が入るため、防げる量は限られます。

症状がつらい場合は自己判断で対処せず、医療機関に相談してください。

ヘルメットのサイズは上げたほうがいいですか

上げないでください。

ヘルメットは頭に合ったサイズで選び、その中に入る厚みのマスクを合わせるのが順番です。

どうしても厚手を使いたいなら、口元が開いた形のヘルメットに変えるほうが安全です。

まとめ

フェイスマスクは、暖かさより先に「かぶるヘルメットの中に何ミリ入るか」で選ぶものです。

薄手か厚手かが決まれば、筒型・目出し帽型・口元マスク型・薄手インナーの4タイプから、走る距離と脱ぎ着の頻度で絞れます。

メガネの有無と顎紐の締め方まで確かめておけば、届いてから使えないという事態は避けられます。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、首まわりと顎までの実寸の測り方を参考に、自分のヘルメットに入る一枚を選んでください。

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