バイクのドラレコはどれ?おすすめの選び方と画質の目安

通販の検索結果に並ぶバイク用ドラレコは、前後2カメラ・IPX6・GPS対応と、どれも似た仕様が書かれています。それでも取り付けてから困るのは画質でも画角でもなく、電源をどこから取るかと、配線と本体を車体のどこに収めるかです。
前後2カメラならケーブルをシート下からテールまで通すことになり、カメラと記録用の本体が分かれている製品ではシート下の空きスペースも必要です。すでにETC車載器を積んでいる車体なら、その場所を先に取られていることも起こります。
本記事では、カメラ台数と電源の取り方で何が変わるのか、タイプ別に向いている人、リアカメラをナンバー周りに付けるときの決まり、microSDと画角で失敗しない条件を解説します。

いいバイク用品編集部
「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ドラレコ選びで最初に決まるのは、カメラの台数と電源の取り方です
ドライブレコーダー(ドラレコ)の仕様表では画素数と画角が目立ちますが、録れる範囲と取り付けの手間を決めるのはカメラの台数と電源の取り方です。
前後2カメラなら後方からの追突や、寄せられた場面まで残せる一方、リアカメラのケーブルを可動部に噛まないルートで引く作業が増えます。
前方1カメラは配線が短く済むかわりに、後ろで起きたことは残りません。
電源は、キーを回したときだけ流れるACC電源から取るか、すでに付いているシガーソケットやUSB電源に挿すかで作業量が変わります。
挿すだけなら工具は要りませんが、走行中の振動で抜けないか、ソケット側の出力が足りるかを先に確かめてください。
画質は数字を見比べれば決められますが、この2点は自分の車体を見ないと決まりません。
前後2カメラ・前方のみ・アクションカメラ兼用の3タイプ
前後2カメラ
カメラ2つと記録用の本体が分かれている構成が多く、本体はシート下やカウルの内側に収めます。
前後を同時に残せるので、追突や車線変更で幅寄せされた場面を記録として残したいならこのタイプです。
ただしリアカメラのケーブルをテール付近まで引くため、サスペンションの動きやチェーンに触れないルートを考える手間がかかります。
前方のみの1カメラ
配線が短く、電源から近い位置で完結するので、取り付けの作業量がいちばん少ないタイプです。
交差点での出会い頭や、前方の車の急な進路変更は残せます。
後方の記録はないので、追突された側の状況を示す用途には向きません。
あとからリアカメラを増設できる製品かどうかは仕様で分かれるため、拡張を考えるなら購入前に確認してください。
アクションカメラで代用する
マウントを替えれば別の場所にも付けられ、ツーリング映像も撮れます。
一方で録画を手動で始める必要があり、内蔵バッテリーで動く製品は連続録画の時間に限りがあります。
上書き録画や、衝撃を検知してファイルを保護する仕組みが前提になっていない製品もあるので、記録の取りこぼしを避けたいなら常時録画をうたう製品を選んでください。
タイプ別に向いている人と、避けたほうがいい人
3タイプの違いは、録れる範囲と配線の長さにほぼ集約されます。
| タイプ | 録れる範囲 | 取り付けの手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 前後2カメラ | 前方と後方を同時 | 後方まで配線を通す | 毎日の通勤で車列に混ざる人 |
| 前方のみ1カメラ | 前方だけ | 電源の近くで完結 | まず1台入れて様子を見たい人 |
| アクションカメラ兼用 | 向けた方向だけ | マウントの固定のみ | 走行動画も撮りたい人 |
前後2カメラを避けたほうがいいのは、シート下にほとんど余裕がない小柄な車体で、自分で配線を通す予定がない人です。
取り付けを店に頼む前提なら選べますが、工賃と作業時間はカメラ1つの構成より増えます。
反対に、アクションカメラの流用が向かないのは、万一のときに備えて常に記録しておきたい人です。
撮り忘れが起きる仕組みでは、必要な場面が残っていないことがあります。
ドラレコの電源をACCから取るか、ソケットに挿すか
いちばん安定するのはACC電源からの分岐で、キーを切れば録画も止まるため、降りたあとに電気が流れ続けません。
取り出せる場所と手順はバイクのACC電源の探し方で解説しています。
ハンドル周りまで配線を延ばす場合は、電源取り出しの手順で扱っている分岐の作り方に沿って進めると、あとで増設するときも無駄がありません。
すでにソケットが付いている車体なら、挿すだけで始められます。
この場合はシガーソケットの出力と防水キャップの見分け方を確かめてください。
出力に余裕がないと、スマートフォンとの同時使用で足りなくなります。
バッテリーから直接引く配線は、キーを切っても流れ続けるのでバッテリー上がりにつながります。
駐車監視をうたう製品には電圧を監視して停止する機能が付くものもありますが、持ちこたえる時間はバッテリーの種類と状態で変わるため、何時間録れるとは言い切れません。
長期間乗らない期間があるなら、監視機能はオフにしておくほうが安全です。
リアカメラを付ける前に確かめる寸法とナンバー周りの決まり
マウントの取り付け先で寸法が問題になるのは2か所です。
ハンドルバーに固定するなら径が22.2mmか25.4mmかで部品が変わり、22.2mm用のクランプは25.4mmのバーには付きません。
ミラーのステーに共締めする形なら、ネジ径8mmか10mm、正ネジか逆ネジの4通りがあり、合わないものはねじ込めません。
車体側を確認するか、製品の適合表で自分の車種を確かめてください。
合わない場合は変換アダプターが用品メーカーから販売されています。
リアカメラをナンバープレート周りに付けるときは、プレート側の決まりを先に見ます。
2021年10月1日以降に初めて登録・検査・使用の届出を受けた二輪車は、後面ナンバープレートの取り付け角度が上向き40度から下向き15度までの範囲、左右向きは0度と定められており、フレームやボルトカバーの大きさにも制限があります。
2021年9月30日までに届出のある車両に新基準は適用されませんが、走行中に番号が判読できる見やすい位置に取り付ける義務は以前からあります。
ステーを挟んで角度が変わる形や、プレートやウインカーを覆う位置は避けてください。
判断がつかない場合は販売店で確認してください。
本体を収める場所も先に決めておきます。シート下は工具と車載書類のほか、ETC車載器で場所を使っていることが多く、あとから入らないと分かると配線をやり直すことになります。
ドラレコで失敗しやすいのはmicroSDと画角の選び方
記録が残らない原因で多いのはカードの側です。
microSDには書き換えの寿命があり、ドラレコは走行中ずっと上書きを続けるため、ドライブレコーダー用をうたう高耐久タイプを選び、定期的にフォーマットしてください。
対応する容量の上限は製品ごとに違うので、大容量を買ってから使えないという事態を避けるには仕様の確認が先です。
月に一度は再生して、映像が実際に残っているかを見ておくと安心できます。
画角は広ければよいというものではありません。
水平の画角が広い製品は周囲まで入るかわりに、同じ距離にある車のナンバーは小さく写ります。
前方の記録を重視するなら、広さより解像度と夜間の明るさを見てください。
防水表記も、IPX4は飛沫までで、噴流水に耐える等級はIPX6からという違いがあります。
雨天でも走るならIPX6以上をうたう製品を選び、それでもコネクタの接続部は結束と防水処理をしておくと、浸水の可能性を下げられます。
よくある質問
前方1カメラだけでも足りますか
出会い頭や前方の車の動きは残せるので、まず1台入れる目的なら足ります。ただし追突された場面は記録できないため、毎日渋滞の車列に混ざるなら前後2カメラのほうが用途に合います。
走行中にスマートフォンで映像を確認できますか
Wi-Fi接続でスマートフォンから映像を見られる製品はありますが、走行中のスマートフォン本体の操作は行わないでください。確認は停車してから行うものとして考えてください。
駐車中の当て逃げも記録できますか
駐車監視に対応した製品なら、衝撃を検知して記録する動作が可能です。
ただし電源を切らない配線が前提になるため、バッテリーの残量と相談になります。
記録は残っても盗難やいたずら自体を防ぐものではないので、施錠は別に必要です。
インカムの通話も一緒に録音されますか
ドラレコ側のマイクが拾う音は製品と取り付け位置によって変わり、通話の内容がそのまま残るとは限りません。接続方式ごとの違いはインカムの選び方で解説しています。
まとめ
バイク用ドラレコは、前後どちらまで残したいかでタイプが決まり、ACC電源から取るかソケットに挿すかで取り付けの手間が決まります。カメラの台数と本体の置き場所、ハンドル径やミラーのネジ径、ナンバー周りの角度の決まりを先に確かめておけば、買ってから付かないという失敗は避けられます。
ぜひ本記事のタイプ別比較表と、寸法とナンバー周りの確認点を参考に、自分の車体と走り方に合う1台を絞り込んでください。





