バイクのスマホホルダーはどれ?おすすめの選び方と注意点

用品店のスマホホルダーは、似た形の樹脂アームがずらりと並んでいて、箱の表で見分けられるのは色と価格帯くらいです。差が出るのは形ではなく取り付ける場所と径で、ハンドルバーに留めるならバーの外径が22.2mm(7/8インチ)か25.4mm(1インチ)かで選ぶものが変わります。
ミラーの根元を借りるタイプなら、ネジ径が8mmか10mmか、正ネジか逆ネジかという4通りのどれに当たるかで、そのまま付くのかアダプターが必要なのかが決まります。スマホ側の実寸も、ケースを付けた厚みで見ないと開口部に収まりません。
本記事では、固定方式4タイプの違い・タイプ別に向いている人・買う前に測る寸法・充電しながら使うときの電源の取り方を解説します。

いいバイク用品編集部
「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
スマホホルダー選びで最初に決まるのは、取り付け場所とハンドル径です
製品の形を見比べるより先に、車体のどこへ付けるかを決めてください。ハンドルバーに直接留めるのか、ミラーの根元を借りるのか、ハンドル中央のステム部分から立てるのかで、候補は最初の段階で半分ほどに絞られます。
ハンドルバーに留めるなら外径の確認が先です。
バイクのハンドルバーの径には22.2mmと25.4mmがあり、デイトナは22.2mm用のグリップは25.4mmのハンドルには装着できないと明記しています。
グリップと同じく、バーを挟むクランプも径に合わせるものなので、径が違えばそもそも挟み込めません。
オフロード系で使われるテーパーバーは中央と端で径が違うため、クランプを留めたい位置の径で選び、実測かメーカーの適合表で車種への適合を確かめてください。
固定方式は4タイプ|バークランプ・ミラー・ステム・増設バー
ハンドルバーに直接クランプする
バーを挟んで留めるので位置と角度を出しやすい反面、スイッチボックスやレバー、ワイヤーの間に直線の空きスペースが必要です。スクーターのようにハンドルが樹脂カバーで覆われている車種では、挟む場所そのものがありません。
ミラーの根元に挟む
ミラーのナットを緩め、ミラーと車体の間にステーを挟み込む方式で、バーに空きがない車種でも取り付け先を作れます。締め直すと鏡の角度がずれるので、後方が見える位置に合わせ直してから走り出してください。
ステムから立てる
ハンドル中央に台座を作る方式で、視線の移動が小さく、左右の握りにも干渉しません。ただし車種専用の台座が必要になることが多く、汎用品ほど選択肢は多くありません。
クランプバーを増設する
ミラーの根元やハンドルにバーを1本渡し、その上にホルダーを留めます。
ドラレコのカメラやUSB電源も同じハンドル周りに集まるので、先に何を付けるか決めておくと配置で迷いません。
カメラ側の条件はバイクのドラレコの選び方で画質の目安まで解説しています。
重いものを端に寄せると走行中に揺れやすくなる点は覚えておいてください。
スマホの押さえ方で、出し入れの速さと落ちにくさが変わります
4本のアームで四隅を挟み、ネジで締め込む方式は、締めた位置が動きにくい一方、着脱のたびに手間がかかります。レバーやボタンで開くワンタッチ式は片手で外せますが、爪がスマホの角にかかる量は製品ごとに違うので、写真で挟み代(しろ)の深さを見てください。
ケースの裏板をマウントに差し込むタイプは、専用ケースかアダプターを一緒に使う前提になります。
防水ケースに入れて丸ごと固定するタイプは埃と雨に強い作りですが、ケースの上から操作するため、素のガラス面と同じ感触にはなりません。
どの方式でも、角のボタンを押さえてしまわないか、カメラの穴をふさがないかは購入前に確かめておきたい点です。
タイプ別に見るスマホホルダーの向き・不向き
| 固定方式 | 取り付け先 | 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|---|---|
| バークランプ | ハンドルバー | バーに空きがあり、位置を自分で決めたい人 | ハンドルが樹脂カバーで覆われた車種に乗る人 |
| ミラー挟み込み | ミラーの根元 | バーに空きがないスクーターに付けたい人 | ミラーの角度を頻繁に変えたい人 |
| ステム台座 | ハンドル中央 | 視線の移動を小さくしたい人 | 汎用品から幅広く選びたい人 |
| 増設バー併用 | バーまたはミラー根元 | ドラレコやUSB電源もまとめて付ける人 | ハンドル周りの重量を増やしたくない人 |
向かないほうから決めると早く絞れます。ハンドルにスペースがないならバークランプは外れ、ミラーを頻繁に畳む駐輪環境ならミラー挟み込みは扱いにくく、汎用品の中から安く済ませたいならステム台座は候補から外れます。
スマホホルダーを買う前に測る寸法と、ミラーのネジ径の見分け方
測るのは次の4つです。
- ハンドルバーの外径(22.2mmか25.4mmか)
- クランプを留められる直線部分の幅
- スマホの幅(ケースを付けた状態)
- スマホの厚み(ケースを付けた状態)
ミラー側を使うなら、ネジ径の確認が加わります。
バイク用ミラーのネジ径には8mmと10mmがあり、それぞれに正ネジと逆ネジの別があるため、合わない組み合わせではねじ込めません。
用品メーカーからは8mm正ネジのミラーを10mm正ネジ車や10mm逆ネジ車に付けるための変換アダプターも出ているので、車体側のネジを確認するか、製品の適合表で自分の車種を調べてから選んでください。
充電しながら使うなら、電源の取り出し方を先に決めます
ホルダーはスマホを保持する部品で、給電機能は含まれません。
ナビ表示を続けながら充電するなら、USB電源やシガーソケットを別に用意し、どこから電気を取るかを決める必要があります。
ACC電源から取ればキーを切ったときに通電も止まりますが、バッテリーから直接取る配線はキーを抜いても流れ続けるので、待機電流でバッテリーが上がることがあります。
取り出し位置の確認手順はバイクの電源取り出しの手順で解説していますし、上がりやすさは電池の種類でも変わるためバイクのバッテリーの種類と交換時期も合わせて確認しておくと安心です。
同じ電源から動かす機器が増えるなら、配線を一度で済ませたいところです。
バイク用ETCの選び方では一体型と分離型の違いを解説していて、本体の置き場と配線の取り回しを先に考える材料になります。
なお防水をうたう製品でも、生活防水と完全防水は別で、端子カバーの隙間から水が入ることがあります。
長時間の雨が想定されるなら、スマホ本体は外して防水ケースに入れておくほうが確実です。
スマホホルダーで失敗しやすい選び方と、付けたあとの点検
いちばん多いつまずきは、寸法ではなく置き場所です。
ミラーの鏡面をホルダーやスマホが隠すと後方が見えなくなり、保安基準に関わります。
ミラーの見え方が変わる位置に付けるのは避け、判断がつかない場合は販売店で確認してください。
ナビを見られる位置に付けても、走行中にスマートフォンを操作することはできません。曲がる交差点の案内を音で受け取れば画面を見る回数自体が減るので、バイクのインカムの選び方で扱っている接続方式も合わせて検討する価値があります。
付けてからは、ネジの緩みとゴムやシリコンの劣化を見ます。
走行の振動でクランプのボルトは少しずつ緩み、補助のシリコンバンドは日差しで伸びて切れることがあるので、乗る前にホルダーを軽く揺すって、がたが出ていないかを確かめてください。
落下防止バンドが付属する製品なら、面倒でも毎回掛けたほうが安心です。
よくある質問
スクーターでもハンドルバーに付けられますか
ハンドルが樹脂カバーで覆われている車種では、バーを挟むクランプの取り付け先がありません。ミラーの根元に挟むタイプか、ミラー根元にクランプバーを増設する方法を選んでください。
ミラーのネジ径が分からないときはどうすればいいですか
ミラーを一度外してネジ部を実測するか、ホルダーやミラーの適合表で自分の車種を確認するのが確実です。8mmと10mm、正ネジと逆ネジの4通りがあり、合わない場合は変換アダプターで対応できます。
防水をうたうホルダーなら雨の日もスマホを付けたままで大丈夫ですか
雨量や走行時間によって結果が変わるため、濡れないとは言えません。ケース型でも開口部やファスナーから水が入ることがあるので、長雨の日は本体を外して持ち歩くほうが安全です。
ホルダーだけ買えばスマホを充電できますか
充電するには電源側の用品が別に必要です。バイクのシガーソケットの選び方では出力と防水キャップの見分け方を解説していて、つなぐ機器に足りる出力(AやW)を確認してから選べます。
まとめ
スマホホルダーは、取り付け場所を決めてから径とネジを確認する順番で選ぶと、候補が一気に絞れます。
バーなら22.2mmか25.4mm、ミラーなら8mmか10mmと正逆の別で、ここが合わないものはどれだけ評判がよくても付きません。
充電まで含めて考えるなら、電源の取り出し方も同じタイミングで決めておくと、配線のやり直しを避けられます。
ぜひ本記事のタイプ別比較表と、買う前に測る4つの寸法を参考に、自分の車種と使い方に合う1台を選んでください。





