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バイクのインカムはどれ?おすすめの選び方と使い方の目安

バイクのインカムはどれ?おすすめの選び方と使い方の目安

4人で走っていて、先頭と最後尾の声だけが途切れます。インカムの不満は製品の良し悪しよりも、接続方式とヘルメット側の隙間で決まります。

Bluetoothで1対1の回線を積み上げるタイプは2人なら安定しますが、途中の1台が信号待ちで離れると後ろの接続まで切れることがあります。

参加者どうしが網の目のようにつながるメッシュ対応モデルならそこは強く、そのぶん上位の価格帯に寄ります。

ヘルメット側も同じで、耳元に窪みが無いモデルでは厚いスピーカーが耳に当たり、長く走ると痛みが出ることがあります。

本記事では、接続方式の選び分け・タイプ別の向き不向き・取り付け前に測る箇所・雨と充電の注意点を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

インカム選びで最初に決まるのは接続方式

インカムどうしをつなぐ方法は二つあります。

Bluetoothでペアリングした相手と1対1の回線を積み上げていくタイプと、参加した全員がたがいに中継し合うメッシュのタイプです。

同じ「最大◯人」と書かれていても、人数が増えたときの挙動はまったく違います。

ここを決めないまま製品を比べても、差は分かりません。

Bluetoothで1対1をつなぐタイプ

先頭から順に数珠つなぎでつながります。

列の途中にいる1台が電波の届く範囲から外れると、その後ろの接続まで落ちます。

復帰に要るのはボタン操作ですが、走行中に手元を探るのは現実的ではなく、次の休憩まで会話ができない状態が続きます。

反対に、相手が1人だけなら余計な仕組みがないぶん安定していて、他社製とのペアリングにも比較的つながりやすいのが利点です。

メッシュでグループをつなぐタイプ

1台が離れても残ったメンバーが直接つながり直すので、順番を気にせず走れます。

信号で列がばらけるツーリングや、追い越し車線への出入りが多い高速道路では差が出ます。

ただしメッシュでつながるのは同じ規格を持つモデルどうしが前提で、他社製の相手とはBluetooth側の機能で接続する形になります。

接続方式ごとの人数の数え方は、インカムの接続方式と同時通話人数の違いで解説しています。

同時通話人数は最大値ではなく、いつも走る台数で選ぶ

仕様表の最大人数は、電波を遮る物が少なく、全員が近い距離にいる条件でそろったときの数字です。実際の走行では車列の長さ、トラックなどの遮蔽物、電池の残量で届く範囲が変わるため、最大人数の多いモデルを買っても、そのまま全員と話せるわけではありません。

ソロ中心でときどきタンデムを乗せるなら、2人接続ができれば足ります。

音楽とナビ音声を聞く用途が主なら、通話機能はさらに絞ってもかまいません。

反対に4人以上で走る機会が月に何度もあるなら、人数が増えても操作が要らないメッシュ対応モデルのほうが結果的に楽です。

買う前に、一緒に走る相手が何を使っているかも確かめてください。

相手が同じ規格のメッシュを持っていなければ、その機能は使えません。

タイプ別に見るインカムの向き・不向き

タイプつながり方向いている人
Bluetooth接続のみペアリングした相手と1対1で接続し、それを足していくソロ+タンデムが主。他社製の相手と最小限つながればよい人
メッシュ対応参加者がたがいに中継し、離脱しても自動でつながり直す4人以上のグループで走る機会が多い人
音楽・ナビ受信中心スマホとだけつなぎ、通話機能は持たないか簡易会話をしない前提で、薄さと軽さを優先したい人

向かない組み合わせもはっきりしていて、ソロしか走らない人がメッシュ対応の上位モデルを買っても、使う機能はスマホとの接続だけになります。

逆に、毎回4人以上で集まるのにBluetooth接続のみのモデルをそろえると、走り出してから接続をやり直す時間が増えます。

音楽中心のシンプルなモデルは、同行者との会話には使えないと考えてください。

ヘルメットへの取り付けで失敗しやすい選び方

本体をシェルと内装のあいだに差し込むクランプ式は、隙間が狭いヘルメットや内装が一体で成型されているモデルでは入りません。

両面テープで外側に貼るベースが付属するかを、購入前に仕様で確かめてください。

貼り付けベースだけの製品は、ヘルメットを買い替えたときに位置を変えられない場合があります。

スピーカーはもっと差が出る部分で、耳元に窪みのないヘルメットでは標準の厚みでも耳に当たります。

薄型スピーカーが選べるか、別売りで用意されているかを見ておくと安心です。

内装をくり抜いて収める作業は衝撃を受け止める構造に関わるため、自分で加工するのではなく販売店で相談してください。

マイクは、あご部分が閉じたフルフェイスなら薄いワイヤーマイク、ジェットやシステムタイプなら口元まで伸びるブームマイクが合わせやすいです。

なお、これからヘルメットも買い替えるなら、乗車用としてPSCマークが付いた製品を選んでください。

自転車用や装飾用のヘルメットをバイクで使うことは勧められません。

インカムを買う前に確かめるヘルメット側の3か所

実測しておくと、仕様表を見ただけで候補が絞れます。

  • 左側のシェルと内装の隙間(クランプ台座が差し込めるか)
  • 耳元の窪みの深さ(スピーカーの厚みが収まるか)
  • 口元からあご紐までのマイク経路と、バイザーやシールドとの干渉

防水の表記も同時に見ておきましょう。

IPX4のような飛沫を想定した等級と、IPX6のような噴流を想定した等級では守れる範囲が違うので、雨天でも走るなら等級の高いものを選んでください。

等級の記載がない製品は、長時間の雨で使うことを前提にしないほうが無難です。

表記があっても、ボタンの周囲や充電端子のフタから水が入ることはあります。

降ったあとはフタが閉まっているかを確認し、濡れたまま充電しないでください。

充電時間と電池の持ちで、使い始めてから差が出る

音量を上げ続けた状態や気温の低い日に短くなるのが、公称の連続通話時間です。

冬の早朝から走り出すなら、予定は公称値より短いものとして組んでください。

日帰りでも走行時間が長いなら、USB給電しながら通話を続けられるモデルかを確認しておきたいところです。

休憩のたびに充電を気にしなくてすみます。

給電にはバイク側のUSB電源が必要で、その取り出し方を解説したのがACC電源からの取り出し手順です。

キーを切っても電気が流れ続けるのは、バッテリーから直接引く場合です。

放置する間に容量が落ちます。

バッテリーの種類と交換時期の目安まで確認しておけば、電源を増やしたあとの不調を切り分けやすくなります。

音量と操作、インカムを公道で使うときの前提

前提になるのは、サイレンやクラクション、後ろから来る車の音が聞き取れる音量です。

走行中にスマートフォン本体を操作できないのは当然ですが、その画面を見る回数自体、ナビの案内音声をインカムで聞く使い方なら減らせます。

画面側の選択はスマホホルダーの選び方と注意点で解説していますし、専用機を置くならスマートモニターに必要な条件もあります。

ボタンは、グローブをしたまま指の腹で押せる大きさと配置かを見てください。

音声コマンドで操作できるモデルは手を離さずに済みますが、風切り音のなかでは認識しないこともあるので、ボタン操作の使いやすさは残しておきたいところです。

同じヘルメットやハンドル周りに機器を増やすなら、ドラレコの選び方と画質の目安で解説している配線のまとめ方も参考になります。

よくある質問

メーカーが違うインカムどうしでも会話できますか

Bluetoothでの1対1接続なら会話できる組み合わせが多いものの、通話中に音楽を聞くなどの機能は制限されることがあります。

メッシュ機能は同じ規格を持つモデルどうしが前提です。

相手の機種名を聞いて、各メーカーが公開している対応状況を確認してください。

音楽とナビの音声は同時に聞けますか

製品によって違います。案内音声が流れるあいだ音楽の音量を下げる動作をするモデルもあれば、片方しか出ないモデルもあるため、仕様欄で複数の音声を同時に扱えるかを確認してください。

雨の日にそのまま使えますか

防水や防滴をうたう製品でも、雨量と走行時間によって結果が変わります。等級の記載を確認し、充電端子のフタを閉め、帰宅後は水気を拭いてから充電してください。

ヘルメットに穴をあけて配線してもいいですか

勧められません。

シェルは衝撃を受け止める構造なので、穴やくり抜きは安全性に関わります。

取り付け位置に迷う場合は、ヘルメットを持ち込んで販売店で相談してください。

まとめ

インカムは、いつも走る台数で接続方式を決め、そのあとヘルメットの隙間とスピーカーの厚みで候補を絞ると失敗が減ります。

最大人数の多さや機能の数で選ぶと、ソロでは使わない機能に費用をかけることになりますし、グループでは接続のやり直しに時間を取られます。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、取り付け前に確かめる3か所を参考に、自分のヘルメットと走り方に合う1台を選んでください。

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