SHARE:

バイク用レッグバッグ|脚に固定できる形と選び方のコツ

バイク用レッグバッグ|脚に固定できる形と選び方のコツ

跨がったまま財布を出せるのがレッグバッグの利点ですが、売り場には太ももにベルト1本で巻くものと、ウエストベルトと合わせて2点で吊るものが同じ棚に並んでいます。走行中にずれるかどうかは、容量や見た目よりこのベルトの構成で変わります。

加えて、太ももに巻くバッグはニーグリップでタンクに当たる位置に来るため、マチが厚くなるほど脚の動きを邪魔します。本記事では、ずれない固定の条件・3タイプの違いと向き不向き・買う前に測る寸法・傷みやすい箇所の見方を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

レッグバッグ選びで差が出るのは固定の仕組み

走行中にバッグが動く原因は、加速と減速で前後に引かれる力と、段差で上下に跳ねる力です。

太ももにベルト1本で巻いただけの製品はこの力を1か所で受けるので、しばらく走ると内股側へ回り込んでいることがあります。

ウエストベルトを併用する形なら上端が腰から吊られるため、脚の周りで回りにくくなります。

太ももを上下2本のベルトで留める製品も、前後に倒れる動きを抑えられます。

締め方の違いも見てください。

面ファスナーで巻くタイプは着脱が速い一方、走行の振動で少しずつ緩むことがあり、信号待ちで締め直す手間が出ます。

バックルで長さを固定するタイプは緩みにくいものの、脱ぐたびに長さを合わせ直す製品もあります。

どちらを選んでも、余ったベルトの端は必ず束ねてください。

垂れたままだとシフトペダルやステップに触り、操作の邪魔になります。

体に付けるか車体に付けるかで迷っている段階なら、積載方法の種類と決める順番で選択肢の全体像を解説しています。

形で分かれる3タイプと、変わること

太ももにベルト1本で巻くポーチ型

スマートフォンと小銭入れが入る程度の薄いものが多く、装着したまま歩いても目立ちません。

固定点が1つなので、走行中はベルトをかなり強く締めることになります。

太ももの筋肉が動く部分を締め上げるため、長距離では締め付けが気になりやすい形です。

ウエストとレッグの2点で吊るホルスター型

腰のベルトからバッグ本体を吊り、太もものベルトで位置を決める作りです。

荷重が腰に逃げるので太もも側を強く締めずに済み、走行中も位置が動きにくくなります。

そのぶん着脱の手順が増え、上着の下に着込むと締め直しがしにくくなります。

マチが厚い大型のカーゴ型

ペットボトルや折りたたみの雨具まで入りますが、厚みがそのまま脚とタンクの隙間を埋めます。

ニーグリップしたときにバッグが挟まる車種では、膝が外に開いて姿勢が崩れます。

前傾のきついスポーツタイプより、足を前に投げ出して座るクルーザーやスクーターのほうが干渉しにくい形です。

タイプ別に向いている人と、向かない人

タイプ固定の仕組み入るものの目安向いている人
ポーチ型太ももにベルト1本スマートフォン・小銭入れ・鍵通勤や買い物で、財布とスマートフォンだけ身に付けたい人
ホルスター型ウエスト+太ももの2点長財布・手袋・モバイルバッテリー1日走る日に、走行中もずれてほしくない人
カーゴ型太ももに2本+ウエスト併用が多いペットボトル・雨具・カメラキャンプやツーリングで、手元に置く量が多い人

向かないのは、脚を深く曲げて座る車種に乗っている人と、荷物が2リットルの水やA4の書類まで広がる人です。

前者はどのタイプでも膝の内側に当たるので、腰の後ろに回せる走行中にずれない形のウエストバッグのほうが素直に収まります。

後者は脚に付ける量ではないため、車体側の積載に移してください。

荷物の総量が増えるならリアボックスとサイドバッグの使い分けで容量ごとの考え方を解説しています。

レッグバッグで失敗しやすい選び方

いちばん多いのは、写真の見た目でマチの厚みを見落とすことです。

正面から撮った写真では厚みが分からないので、寸法表の奥行きを必ず確認してください。

奥行きが10cmを超えると、膝でタンクを挟む車種ではほぼ当たります。

付ける脚を決めずに買うのも失敗のもとです。

右脚はリアブレーキのペダル、左脚はシフトペダルを踏む側で、スクーターでも足を置く位置は左右で違います。

停車時に足を着く側にバッグがあると、跨がり降りのたびにシートに擦れます。

自分がどちらの脚で先に地面を踏むかを思い出して選んでください。

防水の表記も読み違えやすいところです。

生地に撥水加工があっても、縫い目やファスナーの隙間からは水が入ります。

雨のなかを長く走るなら、中身を小さな防水袋に入れてからバッグへ収めるのが確実です。

そもそも濡らしたくないものが多いなら、脚ではなく車体上に積む方法もあり、マグネット式が使えるバイクの条件でタンク側の可否を解説しています。

買う前に測る太もも周りと、入れるものの実寸

太もも周りは、立った状態ではなくバイクに跨がって膝を曲げた姿勢で測ってください。

座って脚を曲げると太ももの断面が変わり、立ち姿より数センチ太くなります。

ここを立ち姿の実寸で合わせると、跨がった瞬間に締め付けが強くなります。

冬はオーバーパンツの上から巻くので、その厚みも足してください。

入れるものは、長財布とスマートフォンの縦横を実際に測って、バッグの内寸と比べます。

同じ容量でも開口部の形で使い勝手が変わり、上面が大きく開く製品は片手でも中が見えますが、前面のファスナーが小さい製品は手を入れて探ることになります。

信号待ちの短い時間で出したいものがあるなら、その1点だけが入る外側のポケットが付いているかも見てください。

バッグでは足りないと分かった場合は、汎用リアキャリアの穴位置と幅の合わせ方で車体側に受け皿を作る手順を解説しています。

使い続けたときに出るレッグバッグの傷み

傷むのはベルトとバックルから先で、生地より早く限界が来ます。

面ファスナーは毛羽に糸くずが詰まると保持力が落ち、走行中に緩みやすくなります。

バックルは爪の欠けが進むと、締めたつもりで外れることがあるので、ロックした状態で引いても抜けないかを月に一度は確かめてください。

縫い目のステッチが白く毛羽立ってきたら、荷重がかかる位置のため早めに交換を考える箇所です。

手入れは、走ったあとに砂とほこりを払い、濡れたら陰干しで乾かすだけで十分です。

直射日光に当てたまま放置すると生地とベルトが硬くなり、裂けやすくなります。

なお、バッグを付けたまま車体を離れる場面では、中身を持ち出すか外して持つのが前提で、バッグ自体に鍵をかけても盗難対策にはなりません。

車体側の対策はロックの組み合わせ方と置き場所の選び方で解説しています。

よくある質問

レッグバッグとウエストバッグ、走行中にずれないのはどちらですか

固定点の数で比べてください。

ウエストとレッグの2点で留める製品は、腰だけで巻くウエストバッグより回り込みにくくなります。

ただし前傾姿勢の車種では、腰の後ろに回したウエストバッグのほうが体の動きを邪魔しません。

右脚と左脚、どちらに付けるのがいいですか

停車時に足を着かない側が基本です。

左足を着く人なら右脚側ですが、右脚はリアブレーキを踏む側なので、足首から膝までの動きにバッグが触らない位置に上げてください。

ペダル操作に触れるようなら、付ける脚を逆にします。

雨の日は中身が濡れませんか

防水をうたう製品でも、縫い目やファスナーから浸水することがあります。

スマートフォンや紙の書類を入れるなら、防水袋やジッパー付きの袋に入れてからバッグへ収めてください。

走行中は雨が下から巻き上がるので、底面のほうが濡れます。

長く付けていると脚が締まって痛くなります

ベルトの位置が関節に近すぎるか、太ももの太い部分を締めている可能性があります。

位置を数センチ上下にずらし、指が1本入る程度まで緩めてから走ってみてください。

しびれや痛みが続く場合は自己判断で対処せず、医療機関に相談してください。

まとめ

レッグバッグは容量より固定の仕組みで使い勝手が決まり、太ももに1本で巻くか、ウエストと2点で吊るかで走行中の安定が変わります。

そのうえでマチの奥行きと、跨がった姿勢での太もも周りを測っておけば、脚とタンクの干渉や締め付けという後戻りしにくい失敗は避けられます。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、買う前に測る2つの寸法を参考に、自分の車種と荷物に合う1つを絞り込んでください。

あなたへのおすすめ