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バイクのハンドルの振動対策|原因の切り分けと減らし方

バイクのハンドルの振動対策|原因の切り分けと減らし方

信号待ちのアイドリングで手のひらがビリビリします。

あるいは60km/h前後だけミラーの像が二重になって、後ろが見づらくなります。

同じ「ハンドルの振動」でも、この2つは原因が別です。

止まっていても出ているならエンジン側から伝わっているもので、特定の速度域だけ強くなるならタイヤの空気圧や偏摩耗、チェーンのたるみといった回る部品の側が疑わしくなります。ダンロップは空気圧の測定をタイヤが温まっていない冷えた状態で行うよう推奨していて、走行直後に測ると数値が高く出るため点検そのものが当てになりません。

本記事では、ハンドルの振動が起きる原因・自分でできる切り分け・原因別の対策と効果が薄い対策を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ハンドルの振動は、エンジン・回る部品・締め付けのどれかから来ます

エンジンから常に出ているもの

気筒数や排気量によって振動の量と出る回転数が違い、それがハンドルバーを通って手のひらまで届きます。

車種の持ち味なので、ゼロにはできません。

ただし手に届く量は、バーエンドの重さやグリップの厚みで変わります。

以前は気にならなかったのに急に強くなった場合は、エンジンそのものではなく伝わり方が変わった可能性を先に疑ってください。

速度で強さが変わる、タイヤと駆動系

空気圧が足りていない、摩耗が偏っている、ホイールのバランスが崩れているといった状態では、回転数に合わせて振動が出るため、ある速度域だけ強くなります。

チェーンも同じで、D.I.D(大同工業)はたるみの目安を一般的な車両で約20〜25mmとしつつ車種によって異なるとしていて、調整は1,000〜2,000km走行ごとを目安としています。

長く放置したチェーンは動きが渋くなり、加速時のガタつきとして足元から伝わります。

部品の緩みと、重さが変わったこと

ハンドルクランプやミラー、バーエンドのボルトが緩んでいると、その部品だけが単独で震えます。

とくにミラーは像が揺れて後方が確認しづらくなるので、振動そのものより先に危険です。

純正のバーエンドウェイトを外したり、軽い社外品に替えたりしたあとから強くなったなら、原因は重さの変化です。

止まっているときに震えるかどうかで、原因は半分絞れます

ギアをニュートラルに入れて停車し、アイドリングのまま少し回転を上げてみてください。

この状態で手のひらに来るならエンジン側から伝わっているもので、まったく来ないのに走ると出るなら回る部品の側です。

この一手間だけで、点検する場所が半分になります。

症状疑う場所次にやること
停車のアイドリングから震えるエンジンからの伝わり方バーエンドとグリップ、締め付けの確認
ある速度域だけ強い空気圧・偏摩耗・ホイールバランス冷間時の空気圧点検と摩耗の偏りの確認
加速でガタつきが混じるチェーンのたるみや動きの渋さ車種の指定値でたるみを点検
ミラーの像だけ揺れるミラーの締め付けやネジの相性締め直しとネジ径・正逆の確認

原因別の対策は、空気圧とチェーンから始めてハンドル周りは後回し

費用がかからない点検を先に済ませる

空気圧は冷間時に測り、指定値は車体に表示されているメーカーの指定に従ってください。

ミシュランは走行後なら少なくとも2時間後、走り出してしまった場合は低速で3km以内での点検を推奨し、頻度は2週間おきとしています。

チェーンのたるみは車種の指定値が優先で、20〜25mmはあくまで一般的な車両での目安です。

洗浄するときはD.I.Dが専用クリーナーと柔らかいブラシを指定していて、ワイヤーブラシはチェーンを傷めるため使わないよう明記しています。

ハンドル側でできるのは、重さと厚みを足すこと

バーエンドウェイトを純正相当の重さに戻すか、より重いものを入れると、手に届く量が変わることがあります。

グリップを厚手のものやゲル入りに替える、振動吸収パッドの入ったグローブを使うといった手当ても同じ考え方で、手のひらとバーの間に一枚挟んで当たり方を変えます。

どれも「振動が消える」ものではなく、長時間乗ったときの疲れ方が変わる程度に見ておいてください。

バイクのグリップの選び方では、内径と長さの合わせ方の目安を解説しています。

効果が薄い対策と、かえって強くなる交換

細身で硬いグリップへの交換は、見た目は締まりますが手のひらに届く量は増えます。

バーエンドキャップを軽量アルミの飾り物に替えるのも同じで、重さが減るぶん振動は出やすくなります。

空気圧を指定値より下げて当たりを柔らかくするやり方も勧められません。

指定外の圧では偏摩耗やハンドリングの変化につながるためです。

握り込んで耐えるのも対策になりません。

腕に力が入るほど振動は体へ伝わり、疲労が早く出ます。

長距離では休憩を挟んで手を開く時間を作るほうが現実的です。

なお、降りたあとも手の痺れが残る、力が入りにくいといった症状が続く場合は、用品で対処せず医療機関に相談してください。

直らないときと、次にハンドル周りの部品を買うときの条件

空気圧とチェーン、締め付けを確認しても収まらない場合は、ホイールバランスやステアリング周り、エンジンマウントなど自分で判断しにくい箇所が絡みます。

ここは分解と測定が必要になるので、症状が出る速度域と出方を伝えて販売店に見てもらってください。

社外マフラーに替えてから金属的なビリつきが混じるようになったなら、ステーの取り付けを含めてバイクのマフラーで解説している適合の確認手順から当たると原因が絞れます。

部品を買うときは、ハンドル径の適合を先に確かめます。

バーの径には22.2mm(7/8インチ)と25.4mm(1インチ)があり、22.2mm用のグリップは25.4mmのバーには入りません。

オフロード系のテーパーバーは中央と端で径が違うので、グリップやクランプはグリップ側の径で選び、実測かメーカーの適合表で確認してください。

ミラーはネジ径8mmと10mm、正ネジと逆ネジの組み合わせで4通りあり、合わなければねじ込めません。

変換アダプターも売られているので、バイクのミラーの選び方でネジ径と正逆ネジの見分け方を解説しています。

よくある質問

バーエンドウェイトを付ければ振動は止まりますか

止まるとは言えません。

手に届く量が変わることはありますが、原因が空気圧やチェーンにある場合はほとんど変化しません。

先に点検を済ませてから重さを足すか判断してください。

高速道路だけ振動が強いのはなぜですか

回転する部品が原因だと、速度に応じて振動の周期が変わるため、特定の速度域で強く感じられます。冷間時の空気圧と摩耗の偏りをまず見て、それでも変わらなければホイールバランスを販売店で確認してもらってください。

グリップヒーターを付けると振動は軽くなりますか

ヒーターは手を温めるためのもので、振動を抑える働きはありません。ただし冷えて手がこわばると振動を強く感じやすくなるため、冬場の疲れ方は変わります。

まとめ

ハンドルの振動は、止まっていても出ているか、ある速度域だけ強いかで疑う場所が変わります。

空気圧を冷間時に指定値へ戻し、車種の指定値でチェーンのたるみを見て、ミラーとバーエンドの締め付けを確認します。

この順で当たれば、部品を買わずに収まることも珍しくありません。

ぜひ本記事の切り分け表と径の確認条件を参考に、自分の症状に合う手順から試してください。

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