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バイク用ステッカー|貼れる面と耐候性で変わる選び方

バイク用ステッカー|貼れる面と耐候性で変わる選び方

通販の一覧で、同じ絵柄が「カッティングステッカー」と「フルカラーステッカー」という2つの名前で並んでいます。違うのは印刷方法だけではなく、背景が透明かどうかと、曲がった面にどこまで追従するかです。

タンクやサイドカウルは前後方向と上下方向の二方向に曲がっているので、平面向けの厚いシートを大きめのサイズで貼るとエッジが浮きます。貼る場所によっては保安基準の話にもなり、2021年10月1日以降に初めて登録・検査・使用の届出を受けた二輪自動車には、後面ナンバープレートの取り付け角度やフレームの大きさに決まりがあります。

本記事では、タイプごとの違い・貼る面の寸法の測り方・保安基準に触れる貼り方を解説します。

いいバイク用品編集部

いいバイク用品編集部

「いいバイク用品」は、バイクまわりの用品選びを扱うメディアです。荷物の積み方、カバーやガレージでの保管、盗難対策、電装と季節の装備、日常の整備、グリップやミラーの交換まで、サイズと規格の合わせ方をふまえて編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ステッカー選びで最初に決まるのは、貼る面が平らかどうか

差が出るのはデザインではなく、貼る面の形です。

フューエルタンクやサイドカウルは二方向に曲がっているため、A4サイズほどの1枚ものを平らに貼ることはできません。

切り分けられた小さめのロゴなら追従しますが、大判は中央を合わせた時点で外周が余り、しわか浮きのどちらかになります。

比較的平らなのはサイドカバーの中央、リアカウルの側面、フロントフェンダーの上面あたりで、ミラーボディやヘルメットのシェルは全面が曲面です。

次に見るのが、屋外に置く前提の素材かどうかです。

屋内向けの紙やPP素材のシールは雨と紫外線で短期間に色が抜け、端から反ります。

屋外用をうたう塩ビシートや、表面にUVカットのラミネートを重ねた製品なら退色は遅くなりますが、それでも屋外保管の車体では消耗品と考えてください。

3つ目が温度です。

サイレンサーやヒートガードの近くは走行後に高温になるので、一般的なシートでは縮みや糊の流れが起きます。

マフラーまわりは音量や取り付けの決まりにも関わる場所なので、貼る前にマフラーの適合と音量の決まりで解説している確認手順にも目を通しておくと安心です。

カッティング・フルカラー・反射、3タイプの違い

カッティングは背景が残らない

色付きの塩ビシートを文字や形に切り抜いたもので、切り抜いた外側には何もありません。

貼ると車体色がそのまま背景になるため、白や黒の1色でもまとまって見えます。

貼り方は、転写シート(アプリケーションシート)ごと位置を決めて台紙を外し、圧着してから転写シートを剥がすという手順です。

細い線や小さな文字は洗車のたびに端から浮きやすく、線幅が細いデザインほど早く傷みます。

フルカラー印刷はグラデーションが出せる

写真やグラデーションを再現できるのは印刷タイプだけです。

外周に透明または白のフチが残る形が多く、濃い色の車体に透明ベースを貼ると印刷の色が沈むので、白ベースかどうかを商品説明で確かめてください。

表面のラミネートは傷と紫外線から守る一方、厚いほど硬くなって曲面に追従しません。

反射・耐熱・マグネットは目的が決まっている

反射ステッカーは後続車のライトを反射させるもので、見た目より夜間の被視認性を目的に選ぶものです。

耐熱をうたう製品は高温部の近くを想定していますが、耐えられる温度は製品ごとに違うため、マフラーに直接貼れるとは限りません。

マグネットシートは貼らずに載せて外せる代わりに、鉄の面にしか付かず、樹脂やアルミのタンクやカウルでは使えません。

走行風で浮く可能性もあるので、高速道路を多く走る車体には向かないでしょう。

用途から見たステッカーのタイプ早見表

タイプ特徴向いている人
カッティング1色で背景なし。細い線は端から浮きやすい車体色を活かして文字やロゴだけ入れたい人
フルカラー印刷写真やグラデーションが出せる。外周にフチが残るデザインを再現したい人、レプリカ風にしたい人
反射タイプ光を反射する層が入る夜間や早朝に走ることが多い人
耐熱タイプ高温部の近くを想定した素材エンジンまわりの近くに貼りたい人
マグネットシート載せるだけで外せるが鉄面のみ一時的に付け外ししたい人

反対に、洗車機や高圧洗浄機を頻繁に使う人には、細い切り文字の多いデザインは向きません。

ブラシや水流がエッジに当たる回数がそのまま浮きにつながります。

見た目ではなく表示のために貼るものもあり、シフトの踏み方を示す表示についてはシフトパターンステッカーを貼る位置の目安で解説しています。

灯火類とナンバーまわりは、貼る前に保安基準を確かめる

方向指示器の灯光の色は橙色と決められ、点滅は毎分60回以上120回以下の一定の周期と定められています。

レンズの上に色付きのフィルムやステッカーを重ねると灯光の色が変わる可能性があるため、レンズ面には貼らないでください。

LEDへ替えたときに点滅が速くなる現象とあわせて、ウインカーの保安基準と点滅が速くなる時の対策で解説しています。

ナンバープレートには、運行中に番号が判読できる見やすい位置に取り付ける義務があるので、数字や文字にかかるステッカーは貼れません。

加えて2021年10月1日以降に初めて登録・検査・使用の届出を受けた二輪自動車では、後面ナンバープレートの取り付け角度が上向き40度から下向き15度まで、左右向きは0度と定められ、フレームやボルトカバーの大きさにも制限があります。

2021年9月30日までに届出のある車両に新基準は適用されませんが、判読できる位置に付ける義務は以前からあります。

ヘルメットについては、国内で乗車用として販売される製品にPSCマークの表示が義務づけられています。

シェルに貼る場合はこの表示を隠さないようにし、粘着剤の影響が分からないときはメーカーの取扱説明書を確認してください。

判断がつかない場合は販売店で確認してください。

ステッカーのサイズ違いが、いちばん多い失敗

商品ページの寸法だけを見て買い、貼る段になって面からはみ出すというのがよくある失敗です。

メジャーで貼る面の縦横を測り、同じ寸法の枠をマスキングテープで作って車体に当ててみてください。

稜線(りょうせん)をまたぐかどうかも、この仮当てで分かります。

もうひとつ多いのが、見た目を変える目的をステッカーだけで満たそうとする場合です。

面積の小さいものを増やしても印象はさほど変わらないので、手元の部品を替えたほうが変化は大きくなります。

グリップは内径と長さで選び分けるためグリップの内径と長さの合わせ方で、ミラーはネジ径と回転方向が合わないと付かないためミラーのネジ径と正逆ネジの見分け方で解説しています。

貼る前の脱脂と位置決めで仕上がりが変わる

洗車で砂を落として完全に乾かし、そのうえで脱脂します。

ワックスやコーティング剤が残っていると粘着力が出ません。

位置決めは上辺だけをマスキングテープで仮留めし、蝶番のようにめくって貼る方法が確実です。

曲面はドライヤーで温めながら少しずつ伸ばし、中心から外へ空気を逃がしてください。

気温が低い日は粘着剤がなじみにくいので、屋内で車体とシートを温めてから作業すると失敗が減ります。

貼った直後は粘着剤が定着していないため、洗車や高圧洗浄機は数日おいてからにしてください。

ステッカーの寿命と、剥がしたあとに残るもの

屋外保管の車体では紫外線と雨で退色し、やがてエッジから浮いてきます。

ラミネート付きの印刷タイプは退色が遅い一方、浮いた端に水と砂が入ると内側から剥がれるので、端が浮いた時点が貼り替えを考える目安です。

剥がすときはドライヤーで温め、角度を寝かせてゆっくり引くと糊が残りにくくなります。

糊が残った場合は専用のクリーナーを使いますが、塗装やクリア層を傷めることがあるため、目立たない場所で試してから広い面に使ってください。

長く貼ったままにすると周囲の塗装だけが日焼けして、剥がした跡が四角く残ることがあります。

売却を考えているなら、その点も踏まえて貼る場所を決めてください。

よくある質問

洗車機に入れても剥がれませんか

ブラシがエッジに当たる回数が増えるほど、端から浮きます。

細い切り文字のカッティングや、貼ってから日の浅いものは手洗いにしてください。

高圧洗浄機を使うなら、ノズルをステッカーの端に正面から当てないことです。

ヘルメットに貼ってもいいですか

国内で乗車用として売られるヘルメットにはPSCマークの表示が義務づけられているので、その表示を隠す位置には貼らないでください。シェルの素材と粘着剤の相性はメーカーによって考え方が違うため、取扱説明書を確認し、判断がつかない場合は販売店で確認してください。

貼り直しはできますか

中性洗剤を薄めた水を吹いてから貼る水貼りなら、圧着する前に位置を直せます。

ただし一度しっかり圧着して時間が経ったものを剥がすと、カッティングの細い部分は伸びて元に戻りません。

位置に自信がないときは、仮留めの段階で離れて全体を見ておくと安全です。

車検で問題になりますか

ステッカーそのものが検査の項目になるわけではありませんが、灯火の色やナンバーの判読を妨げる貼り方は保安基準に関わります。車検のない250ccクラスでも保安基準は同じように適用されるので、灯火類とナンバーまわりだけは貼る前に確かめてください。

まとめ

ステッカーは、貼る面が平らかどうかで使えるタイプが決まり、屋外用の素材かどうかで持ちが変わります。

デザインを決める前に貼る面の寸法を測って仮当てをし、灯火類とナンバーまわりについては保安基準を先に確認してください。

ぜひ本記事のタイプ早見表と、脱脂から位置決めまでの手順を参考に、自分の車体と保管環境に合う1枚を選んでください。

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